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自宅出産体験記

2004年2月14日 第3子自宅出産 池田朝子さん

 上二人の子が安産だったのもあって、自宅出産にしました。
 病院より、家の方が、産前産後を通して、楽でした。
 陣痛の間、分娩台だと動けないけれど、布団だと好きな姿勢をとれるから、(私は、陣痛から、出産まで、四つんばいでした)痛みも、少なかったです。
 助産師さんの声かけも、ありがたかったです。
病院では、「まだいきんじゃだめ。我慢して。」に対し、「呼吸も上手。赤ちゃんそこまできてるよ。いきみたいね。いきんでいいよ。」と。
 出産後も、子供たちもそばにいるし、初めて主人もずっと一緒だったから(上二人の子は、里帰り出産でした)、何かと安心でした。
 今回は、自宅で本当に、正解でした。

 陣痛の間は、助産師さんだけ同じ部屋にいて、他のみんな(主人、長男・4才、長女・1才9ヶ月、私の両親)は、リビングで待っていました。
 生まれそうになったら主人と長男を呼んでもらいました。
 「赤ちゃんが出てくるのは見ない」と、言って、2人とも手を握っていてくれました。
 だから、長男は、「赤ちゃんどこから生まれたの?」って。
 でも、生まれてすぐのへその緒がついている状態は、見ていたので、生後数日たって、へその緒がとれたときには、皆に「へその緒取れました。」と、うれしそうに、報告していました。

 上二人の子は、赤ちゃん返りは、全くなし。
 長女も、赤ちゃんが生まれてすぐから、にこにこして、布団から離れようともせず、その後も、「あーちゃん」と言っては、赤ちゃんの顔を ちょこちょこ見に来ました。
 今では、赤ちゃんの視線の取り合いで、「こっちむいてー」と、上二人の子がけんか?するくらい可愛がっています。
 赤ちゃんは、生まれてから、ずっと一緒なので、子供たちは、自然に兄弟として、家族の一員として、受け入れているようです。

 自宅出産を経験した友達と、出産も楽だったし、体へのダメージも少ないし(悪露も少ない、抜け毛も少ない)、家族にもやさしいね。と、話しています。

(2004年3月10日)